2010年8月22日日曜日

バグのお知らせ

ライブラリAudioInputStream3Dの左チャンネルの畳み込みの計算で、パワースペクトルを位相にも使ってしまうバグがありました。

具体的には、SimulationStrategy.javaの212行目で引数の指定を間違っており、下記のとおり修正を行いました。
 

208 hrtfConvolution.setCoefficient(
209     data.getRight().getPowerRatio(),
210     data.getRight().getPhaseDifference(),
211     data.getLeft().getPowerRatio(),
212     data.getLeft().getPowerRatio()); ←誤

208 hrtfConvolution.setCoefficient(
209     data.getRight().getPowerRatio(),
210     data.getRight().getPhaseDifference(),
211     data.getLeft().getPowerRatio(),
212     data.getLeft().getPhaseDifference()); ←正

 修正後コンパイル済みのものをコチラにアップロードしましたので、現在利用されている方は改めてダウンロードをお願いします。
また、3DAudio4MMDを利用されている方は以下の手順で修正が可能です
  1. AudioInputStream3D.zipをダウンロードする
  2. 解凍して出てきた『AudioInputStream3D.jar』を『(プログラムをおいてあるフォルダ)\MMDのデータに基づいて立体音化するソフト\lib』へ移動する
 この作業で当初付属していたAudioInputStream3D.jarは上書きされます。
何らかの理由でバグ版を保存しておきたい場合はバックアップを取っておくと良いと思います。
 以上、取り急ぎのご連絡でした。

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